カメラな1日、あるいは、企画力について
企画力があれば毎日は楽しい。
さて。そんな訳で、先日、会社の同僚の企画に付き合った。その企画とは、私の1日を写真に撮るという企画である。約束は、好きな場所に行く事。好きな服を着ることである。同僚は、この企画を最近始め週末はいつもカメラを持って様々な町を歩いているようだ。
その日、私達は、私の住む町で待ち合わせ、私の好きなパスタ屋でビールを飲んだ。話のはしばしで、彼女がカメラを構えるたびに私は、表情をつくる。だが、酔いも手伝い、途中からそうする事が面倒くさくなる。しまいには、カメラの存在は全くといっていいほど気にならなくなった。カメラがある事で、普通よりも相手との距離が見えるのが面白い。
ところで、この企画。彼女にとっては、想像するに、会社の同僚という距離ではわからない相手の素に迫る事が目的だと思う。「カメラはコミュニケーションツールとして最適なんです」と語る彼女の言葉の裏に私はそんな「企み」を感じた。そして、おそらくだが、彼女はこの企画を通して人とあと数センチ近づきたいと思ってると想像した。いや、そう感じたのは私だけだったのかもしれないが。。。
ただ。本屋にいったり、ビールを飲んだり、部屋で鍋をしたり、ケーキを食べたりしていたら、彼女が家を出る頃には、朝待ち合わせをした時よりも距離が近づいていた気がした。帰り道、彼女を駅まで送ったときには、「なんか毎日こうしてるように」思った程だった。まあ、恋人と過ごすような1日をみっちり過ごしたのだから、それもそういうものか?と思うのだが、彼女が、これを読んだらびっくりするに違いない。
それにしても、こういう素敵な企画を立てる同僚を見ると、「人生をハッピーにするのは企画力だな」と思うのだ。なお、出来上がった写真を見たのだが、大半の私は、本を買うか本を読むかしていた。私は、「絵にならない人生をおくってるな~」と半分しょんぼりした。多分、私の人生にも、もっと企画力が必要なのだ。
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