坊主2004
坊主にした。
「東大を目指して3浪」くらいしてそうな勢いの長さの髪から、「昭和初期のおっさん」のような勢いの五分刈りにした。結構色々反響あるのでは?と思ってウキウキしながら会社に来た。でも、あまり反響がない。拍子抜け。
「あれ?俺って存在感ない?」なんて一瞬悩む。が、「誰だお前」と営業部長に見られた事で、反響が無い理由がわる。
そう。単純に「私」だと認知出来ないようなのだ。中途入社の社員か誰かだと勘違いされたのである。「誰だお前」それが私を見た人の感想だった。その後も、「誰かわからなかった」と私は何度も言われた。髪を切ったくらいで、認知されないようになる俺。淋しい気持ち。
「女性が髪を切ったら、それに気づく事は上司として大事」何て事が言われるが、これは女性に限らない。私だって、髪を切ったら(それが坊主ならなおさら)髪を切ったことに気が付いてもらいたいと思ったのだから。つーか、私だと気が付いて欲しい。せめて。
ところで、こうした事って、上司や部下の関係にも言える。先日読んだ、本の中でも、チームマネジメントの話の中で、髪の話が出てきていったし。部下からしたら「見てくれている」という感覚は安心感や信頼感に繋がるものだ。トイレであった上司の「君のあの時の一言は良かったよ」なんていう一言が本人のやる気の源泉になる事は、ビジネス漫画の中の話だけではない。
ただ。私は会社の同僚の女性が、髪を切った時、「あ!髪切った?」という事実しか言えないシャイな人。だから、いつかは、「あ!髪切った?とっても良いね!」という一言をスマートに言える人になりたいと思っている。でも、何故か言えない、「良いね!」という一言。ヤクザ映画に出て来そうな五分刈りの私なので、まあ、それも良いかな、なんて思うのだけれど。
そんな訳で、今年も五分刈りにした。夏が近い。
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