ドリフターズ、あるいは、仕事について
私はドリフ世代だ。小学生の頃、どれほど「8時だョ!全員集合」を楽しみにしていたことか。どれだけ志村さんの早口言葉を楽しみにしていたことか。そう、私の少年時代は、ドリフターズと共にあった。
ところで、小学校の私はドリフターズを本当にばかな人達だと思っていた。志村さんは、いかりやさんに怒られてばかりだし。高木さんはいつもぼけーっとしているし。。でも、本当に面白い人達だな。。と思い笑い転げていた。
そんなドリフから遠く離れ数年がたった先日。いかりやさんが出版された『だめだこりゃ(新潮社)』を読んだ。
感動で私は泣いた。12歳の私が全く想像だにしなかった様々なトラブルと苦労がそこには綴られていたからだ。子供の私は、そんなことをつゆしらず、毎週土曜日の8時から9時という至福の時間を過ごさせてもらっていた。
裏番組の脅威。メンバーの脱退。時代の推移。そんな状況はまさしく私達ビジネスマンが日々置かれている状況の縮図だったのではないかと思う。
ドリフターズというグループで起きたことは、実は、会社という場所で起きていることと似ている。異なる個性を持った人間が、一つの目的のために一緒に何かを作る。ドリフターズが持っていた熱と時代性はそんなところから発生していたと私は思うのだ。
16年間。いかりやさんは、毎週土曜日を「8時だョ!全員集合」に注ぎ込んだという。その歴史が、いかりやさんのその後の役者としての活躍を、志村さんをはじめとするみなさんの活躍を用意したのだろう。
芸能界という場所で、これだけ長く活躍されることは大変なことだ。きっとそれも、ドリフの16年間があったからなのかな、と若輩者の私は思ったのだ。
いや、この本、本当に良いです。ドリフ好きだったあなたも、下品だからとあまり好きではなかった方にもオススメな1冊。私にとって、この本は、「仕事」を深く考えさせる1冊でした。(ってブックレビューっぽい?)
![転職、派遣、アルバイトまで!求人メルマガ [en]キャリアニュース](http://columnjob.en-careernews.com/images/en_logo.gif)
