職場と演技、あるいは役作り

あなたは会社という劇場でどんな役柄を与えられてますか?

熱血営業マンですか?それともクールな事務系スペシャリストですか?あるいは、ステレオタイプではない独特な役柄でしょうか?

さて、先週末は(愛する)上司の結婚式でした。この式において私と同僚は「余興」をやらせていただきました。いろいろ考えた結果、私達は「顔芝居」を出し物に選出。これは、簡単に言うと、志村さんのあの「赤ちゃんコント」。顔だけリアルな「あれ」です。役員から部下まで約80名の前で「あれ」を演ずるのは結構スリリングな経験でした。

演劇的なことに疎かった私なので、この経験は非常に勉強になりました。そして、思ったことがあります。「日々の仕事場を一つの舞台と捕らえると面白いのでは」と。 だって、15分足らずの劇でも打ち合わせや練習が結構必要だったのです。普段は日常的に行っている行為を、演劇とみたら面白い。そう、日常は複雑な行為で成り立っています。

ちなみに、演出という観点で考えてみると、朝の挨拶は大きな声で「おはようございます!!」とすれば、実は昨日パチンコで3万円負けていたとしても、元気という印象を与えることができます。5万円負けていても、テキパキと歩き、はきはきと話せば「それなりに」しっかりとした人という印象を与えることができます。それに会社という場所では、そういう演出をした方が良いですよね。

考えてみれば、様々な演劇や映画という分野で、役者の演技に説得力やリアリティーがあるのは、役者の方たちが劇中の人の人生を生き抜いているからです。ならば、私達だって職場や仕事という場所で自分の役柄を演じきるために、その役になりきり演じきる必要があるのではないでしょうか?

そんなわけで、明日の職場や商談ではあなたが、劇作家兼演出兼主役な舞台をやってみてください。普段無意識に行っている動作や言動が意識化するって面白いですよ。普段気が付かないことを発見できるかもしれません。

でも、演じるって面白い。癖になりそうですよ。私