外出、あるいは仕事の進め方

先日会社が取材を受けたので、ビデオチェックのために東京タワー近くのスタジオに行くことになった。初めて行く場所なので駅スパートで所要時間を調べる。

でがけに緊急の電話があり、出発予定時間がちょっと遅れる。「余裕を持ってスケジュールを立てておいて良かった」と思いながら駅に到着。しかし、路線図を確認した瞬間に私の思考は停止した。

私が調べた駅は「神保町」。行くべきところは「神谷町」。

路線を急遽変更しなんとか数分の遅れで予定地に。駅を降りて最初に目についた人に「東京タワーはどっちですか?!」と聞いたのだが、目の前にある「東京タワー」の場所を聞く私のことをあのおじさんはどう思ったのだろう?

そんな感じでどたばたとスタジオでの仕事は終わり、次の予定地に向かう。次のアポイントまで1時間程あったので、同じ轍を踏まないため、駅員さんに事前に情報収集。所要時間は20分と言うことなので、40分前に行動を開始。大事なアポイントだ、これくらいのゆとりは大切。早めに行ってコーヒーでも飲もうと電車に乗った。

が、電車に乗って10分しても乗り換えする駅につかない。。不思議に思い、駅名を確認すると、見たこともない駅。頭をフル回転させ、原因を究明すると、数秒後に解答が出た。

「乗った電車は逆方向」

インド旅行で、全く違う電車にのってしまい、帰ることが出来ないかも、となった瞬間の心細さが思い出される。身体という物理的な存在を恨む私。瞬間移動かタイムスリップしたいと思うが、もちろん無理。嫌な汗を押さえつつ、すぐに乗り換えるが、10分逆にいったら、目的地には、20分かかる。私の行中はいきなりハード&タイトに。あほである。

その時、ふと強い恐怖が襲ってきた。

こうした行為をいつも仕事の中でもしてる?と思ったのだ。きちんとした事前準備をしていない。確認作業をしていない。全く逆の方向に行っていることもあるかもしれない。

私は自分という存在に結構本気で恐怖し、嫌な汗をかきながら走った。