固定概念について

5型の大画面テレビ。私の自慢のテレビジョンですが、半年以上の間、ほとんど観ることが出来ませんでした。1年前、東京から大阪に転勤したときから、画面が、サンドストームの状態できれいな画面でみることが出来なかったからです。「場所によって専用のアンテナが必要なのだろう」と思いつつも、結局そのまま約 1年間を過ごしてしまいました。「まあ、テレビそんなにみないしな」と思いつつ。

そんななか、先日東京への転勤に伴う引越し。一通り、搬入作業が終了してから何気な~く、テレビのスイッチを付けてみると、やはりサンドストーム状態。「おや、おかしいな?アンテナの調子ではないのかな?」とテレビの裏側をみてみました。 すると、アンテナとの接続が「なんとな~く旨くいっていない」雰囲気。「まさか!」と思いつつその接触部分を「くりくり」といじってみると、1年ぶりに鮮明な画像が!あまりに鮮明でクリアな画像に心底驚く私。まさか、こんな単純な理由だったなんて。。。 1年ぶりに鮮明な画像を見せたモニタには、そんな私を嘲笑うかの様に微笑む八木アナウンサー。。。1年前の引越しのとき、接触がずれていただけなんて。。。

誤った事実に基づく思い込み。これほど恐ろしいものはない。近年はやりのMBA路線のビジネス本などでも、「固定概念を外せ」と常に警告を与えているが、様々な場所で警告されているという事自体が人の考えがいかにたやすく固定化してしまうのか表している。その思い込みは、自分は売れないと思い込んでいる営業マンの頭にあるのかもしれないし、もうこの市場には、これ以上の発達は望めないと決め付けたマーケッターの頭の中に存在しているのかも知れない。私の場合には、「テレビが写らないのは、地域差によるアンテナが原因」という思い込みが頭にあった。「それは本当なのか」という視点を失った時、ロクでもない無駄や、遠回りをしてしまう。いやはやだ。

それにしてもテレビって面白いですね。インターネットもいいけれど、最近チャネルザッパーと化している筆者です。