タイムスリップ妄想、あるいは逃がした魚
年末年始。ボーッと出来る時間が沢山あった。私のいままでの年末年始を振り返ってみると、お風呂にゆっくりつかって、毎年タイムスリップ妄想をしてきた。(「もしあの時をもう一度やり直せたら・・・」という想像は誰もがする楽しみではないだろうか。)昨年が、仕事に忙しかったからだろうか、今年は、仕事に関する場面へのタイムスリップ妄想が多かった。
ひとしきり過去をさまようのだが、毎年「結局、今が一番じゃないか」という結論に達する。ある一時点で、企画が成功したとしても、そのことに浮かれて車にひかれてしまうことだってあるし、「あの時、あの企画を俺が出していれば・・・」と思っても、実は、その時点で私の頭の中にその企画なんて存在していなかったりするからだ。でも、それに気付くのはひとしきり悔しがった後だったりするのだから、困ったものだ。
結局タイムスリップ妄想が楽しいのはある一時点、選択肢が与えられている場合に限られる。最後は「どうせ想像力を使うのなら、未来に対して使った方が、よほど有意義だ。」という当たり前の結論に達して、私は風呂を上がる。昨年のアカを奇麗に落とし、新しい年を迎える準備が出来るころ、除夜の鐘が鳴る。
1999年だ。今年は、年末にタイムスリップ妄想をしなくて済むよう、常に最善の選択をしていこう。逃がした魚は食べられないが、とらぬ狸は食べられる(かもしれない)のだから。
という訳で、今年も頑張っていこうと思う。
今年度もコラムジョブをよろしくお願いいたします。
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