お世話になっております
年末年始、実家に戻った際に小学生の時に書いた作文集の中に「働くおじさん」の感想文を見つけました。「社会」という授業がそれほど好きでなかった私ですが、授業時間中にテレビを見れるということだけで、その番組は好きでした。だから、昔は「働くおじさん」という言葉に様々なおじさん(農業関係とか、牛乳配達屋さんとか、お豆腐屋さん。朝が早いものばかりだったのは、早起きの教育上から選ばれたのでしょうか。)を想像することができたのですが、今の私にとってこの言葉のイメージって、ラッシュアワーで電車に揺られるおじさんの姿でしかなくなっている。これはどこかまずいぞと思います。
普段あまり考えてみないことなのですが、周りを眺めてみたとき視界に入る電話も手帳もライターもポストイットも冷蔵庫も水も、家も、道路も、誰かの仕事によって完成されたもの。今の社会って、相当有名な人でないと、作成者の名前とかが出てこなかったりします。でも、あらゆる商品には開発の秘話があって、競合がいて、営業の苦労があって、様々な課題をクリアしてやっと今、私の手元に届いているものばかりなはず。なのに、その商品や、サービスの裏側に働く人の姿を一瞬でもイメージできず、単にラッシュのおじさんとしてしかイメージできなくなっているので、どこか残念だったのです。
そう言えば、社会人になったばかりの時、電話で初対面の人にでも「お世話になっております」と挨拶をするのが、異様に変な感じがしました。でも考えてみれば、どこかでお世話になっている可能性ってとんでもなく高いものです。という訳で読者の皆様にも「お世話になっております」とご挨拶をしておこうと思い、題名にしました。では、また来週。
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