コラムのある人生

「昔のコラムジョブ読んだのですが、書いてる事も人格も全然変わってませんね」と後輩に言われた。

まあ。それは、とても微妙な感想だと思う。「馬鹿にされてるのか?」とも疑った。しかし、彼の言うように、私は、10年くらい変わっていない。驚く事に。

無論、郵便物は出せるようになったし、メールも上手になった。電話のアポイントも上手になったし、トラブル対応やミスのリカバーも上手になった。しかし、人間の本質的な部分というか、根っこの部分は全然変わっていない。これはよく考えると驚く程だ。ある意味ミステリーだ。同期は完全に成長していってるのにだ。私だけ時が止まってるようなのだ。このIT革命の中、約10年変わってない。これってある意味凄いと思う。

で、私は思ったのだ。私が変わってない理由は、このコラムジョブにあるのではないか?と。私は、ずっと毎週このコラムを書いているのである。上司からは、「まだやってたんだ・・・」とか「早く誰かに引き継いだら?」とか言われつつも。しかし、このコラムって、ある意味自分と仕事のことを週1回考えなおす機会なのだ。

キャリアとか仕事とか転職とかそうした事を毎週のように考えてる人生。これはとても特殊に思える。しかも、それを研究したりするのではない。あくまでも「コラム」としてである。

私のおとぼけっぷりは、おそらくこの「コラムジョブ」によって培われ、強化されてる。だから、もしもいつか将来、私が別の人間に、あるいは、全く別のキャリアを形成しようとしたらまず最初にやらなければならないのは、このコラムを書くのをやめる事だと思う。

しかし。当面はそうした予定はないので、いつかくるその日までは、私はこのコラムを書いていこうと思う。