高齢化社会、あるいは人生の達人について
いきなりだが、私はおじいちゃん子である。だから、ご年配の人には受けがよい。少なくとも、年下の、特に女性からよりも。そして、もちろん、私もご年配の方がとても好きだ。
さて。日曜日は、新聞屋のオジサンと花見をした。以前、ここでも書いたが、毎朝新聞を購入するスタンドのオジサンと私は仲良しなのだ。風流をこよなく愛するオジサンと会社の上司と数人での花見。酔い始めたオジサンが、人生のことも語ってくれる。会社の上司もその言葉に耳を傾ける。私はシシャモを七輪で焼きながら彼らの会話を聞く。ふと空を見上げると桜の花。とても素敵な風景だ。私はオジサンから人生を生き抜く術を教えてもらう。
そういえば、その前の日。私は、「老人の原宿」と呼ばれている「巣鴨」を歩いた。通行人の80%が老人の方で、残りは孫。そんなイメージなのである。
すれ違う人の表情や後姿を見ては、「人生の達人」という言葉が浮かんでしょうがなかった。おそらく私がいまだ経験してない沢山の事を既に経験しているだろう人たち。そして、喜怒哀楽全てにおいて、私よりも沢山の深い感情を経験している人たちなのだ。おそらく私が仕事で出会う困難なんて殆どの人が経験してるはずなのだ。
高齢化社会は、人生の達人達が、沢山沢山いる社会なのだと思う。私は、あの人達から沢山のことを学べるはずだ。そんな訳で、田舎のおばあちゃんに1本電話でもしようと思う。おばあちゃんは、とてもシャイで、いつもただ笑っているだけれど、私の知らない事をきっと沢山知っているのだ。
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