インド旅行とひどい下痢 2
待つというのは辛いものだ。それが努力ではどうにもならない場合は、特に。
日曜日の午前10時のチャンギ空港。次の日本への飛行機は夜8時30分。その飛行機に乗れても、日本到着は月曜の早朝6時30分。会社の始業時間は8時30分。成田から会社まで2時間はかかる。ジーンズで出社か。遅刻か。しかし、その飛行機の席すら、まだ確保できていない。激しくなる、胃の痛み。
午前10時。今から夜8時まで何も出来ない。ただ、航空会社の人に「please」と哀願するのみ。時間が流れる。そんな私を哀れに思ったのか、担当の女性が、素敵な笑顔とともに、空港内の食事のチケットを私にプレゼントしてくれた。私はそのチケットでお寿司を食べる。
(今から思えば、インド+ストレス+生ものというコンボが、私の下痢を促進させたのだが)
流れる時間、強くなる痛み。もしかしたら、月曜日に日本に帰れないかもしれない。私を抜きにして進むミーティング。その場合、どういう顔で上司に会えば良いのか?そんな不安。自分のサラリーマン度に自分で驚くも、いやいや、これはビジネスマンとして当たり前のことだ!と自分をなだめる。
時間は進み、夜の8時に。キャンセルを待っていた(12時間も)私は、席が確保できたかをチェックしにカウンターにいく。大学の合格発表にも似た緊張感。担当の女性がつぶやいた。
「FULL」
キャンセル無し。この瞬間、私は、月曜日、会社に普通に出社する事は出来なくなった。遅刻決定である。さらに驚く事に、この時点で、私はまだ月曜日に帰ることができるかが未決定なのであった。
そして。私は、トイレに駆け込んだ。下痢が始まったのだ。
~すいません。もう1週間続きます~
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