お世話になる事、人の力を借りる事
パチンコで凄いフィーバーをした。
どんどん玉が出てくる。周囲の人は驚いて私を見てる。私はニコニコだ。しかし、気がつくと、そのあふれ出る玉を入れる箱が手元にない。玉はどんどん床に転がっていく。私はあたふたするが、台を離れる事ができない。周囲の人は別に意地悪をしてる訳じゃない。ただ、私のフィーバーを羨望の眼差しで見ている。私は出来る限りの大声で店員さんを呼ぶ。
そこで目が覚めた。これが、今朝の私の夢だ。
ベットの中で思う、不思議な夢を見るものだ。最近パチンコは全然してないし、やりたいと思った事もあまりない。記憶には、そのフィーバーの喜びと、溢れ出る玉に対するどうしょうも無さが残っている。奇妙な気持ちで、ベットから起きることが出来ない。どうもこの夢は私に何かを教えようとしてると直感的に思う。
決してそれはフィーバーの予知ではない。だから今日パチンコには行かない。それよりも大切な事をこの夢は教えてくれている。それは周囲の人の助けなくしては、仕事はできないという事だ。私はそう直感する。
日々の仕事は沢山の人の繋がりで成り立っている。上司、部下、同僚、そして、私の会社の中にある自販機の缶ジュースを補充してくれる人、掃除をしてくれる人、空調を整えてくれる人。コピーを補充してくれる人。そうした多数の人々。恐らく、何気なく過ごしている日常の背後にはそうした沢山の人の仕事がある。あの夢の中の、「一人で何も出来ないという無力さ」は、その事実と大切さを教えてくれた。
人は一人では生きられない。仕事も出来ない。私のフィーバーな夢は、驚くべき事に、そうした事を私に教えてくれた。冗談ではなく本当に。それほどに、夢の中の私は、零れ落ちる玉を見て、悲しい気持ちだったのだ。
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