小学生の私が驚くであろうある事
「もう、やめよう」と思った。
毎週。そして、毎朝。通勤電車に乗る前に、「やめよう」とずっと思ってきたのだ。でも、その日、私の決断は速かった。すごくシンプルにやめる事を決断できた。以前から友人や両親にはやめろといわれていた。が、その日の決断は、誰に言われたからでもない。自分でただ決定した。
これで時間もできるはずだ。いろいろな人の動向や突然終わる物語に心を乱される事もない。これからは自分の事だけを考えていける。もう、人の作った物語や誰かの動向にやきもきしたりするのは嫌なのだ。
だから、私はやめる事にした。物事を始めることは簡単だが、やめる事は難しいという。自分でやめる決断をした今でも「本当にそうだな」と思う。気がつけば十年も続けていた事なのだ。いろいろな思い入れもある。でも、それが今の自分に必要ないのだとしたら、きっぱりやめるべき事だと私は思うのだ。
こんな風にして、私は『少年ジャンプ』を読む習慣をやめた。それにしても、小学生の時の私は、まさかこの1冊を、30代半ばにもなって、スーツ姿で読むとは思っていなかったに違いない。
だが。ふと、それ以上に、会社員として仕事が出来ている私に私自身が驚いた。
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